母の怒り〜鎮火

母の怒り〜噴火 の続きです。

母の怒りは、突然噴火して炎をあげ
家の中を一面、マグマで埋め尽くした。

母の怒りの原因は、
日常の中に転がっているささいなことばかりで
子供の頃は何が引き金になるのかわからなかった。

それでも、鎮火パターンはわかった。

母の噴火を鎮火させることは、
私が生きていく上で当たり前のことだった。
報復措置から逃れたい気持ちも有ったと思うが、
母が怒っている状態はたまらなく苦しかったから
その、自分の苦しみから逃れるために
母を鎮火させようとした。

「怒るのはわかるよ」
「私が悪かった、ごめんなさい」
「お姉ちゃんもそんなつもりじゃなかったと思うよ」


怒っている母の頭のてっぺんから
グラグラと熱いマグマが流れ出して
床の上を埋め尽くしていくのを見ながら、

私は冷静に、話しかけた。
最初は無視される。
目も合わせてくれない。

それでも話しかけていれば、
だんだん、母の頭のてっぺんは
くすぶって煙だけになり
やがて煙も少なくなり、消えていく。

あ、煙が消えた。

そう感じると母はいつも
「おなかすいたでしょ。何か食べる?」と聞いた。
おなかはすいていなくても、
「うん、食べる♪」と答えた。

私が小学生の時の
母の鎮火パターンだった。

ただ、段々と私自身が成長し、

一言で言うと
「やってらんない」と感じて
対応しきれなくなっていった。

小学生時代は、
私が一番冷静で
大人だった頃であり、

私が一番自分を押し殺して
無理していた頃だったとも言える。


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