あと数日でバリ旅行、というタイミングで
救急車で運ばれ、2日入院することになった。
診断は、急性胃炎。
医師がいうには、ノロやら何やら疑ったけど炎症反応がそれほど酷くなく、
抗生物質を入れずに吐き気止めの点滴だけで回復したということは・・・
「ストレス」が原因じゃないかと。
えっ!!??
私セラピストでカウンセラーなんですけど・・・
「まあ、自覚ない人がほとんどだから。」
「自覚ないうちに休めてあげて。何かプレッシャーあるかもしれないし」
衝撃。。。
でも認めざるを得ない。
実はここ3ヶ月、急に蕁麻疹が出るようになっていた。
こういう時、私の年代であるあるなのが
「更年期かな」と放置してしまうこと。
気持ちを休めるのか、
体を休めるのか、
いやー、両方だなぁ。。。
※帰国後の胃カメラの結果、
素人目にも、食道の壁があちこちめくれていてかなり酷い。
主治医曰く、ピロリの除菌をして数年後に胃酸が急に増える人がいて
その結果、逆流性食道炎を引き起こしてしまうことがあるとのこと。
ピロリ除菌した人は気をつけましょう♪
おかゆをすすっている状態でバリへいくことになった。
そして、到着した翌日。
ホテルにひとりでこもっているのも面白くないし
昨日は機内食もモリモリ食べられたし、もう大丈夫!
カフェでも探しがてら近くを散策してみようかな♫とお出かけ。
歩いて数分、なんかちょっとしんどい。
とりあえずふらっと入ったカフェ。
美味しそー♫
ウォーターメロンと何かのスムージー。
でもなんかちょっといつもより
味がよくわからない。あれ?
文字だけのメニューで注文した、
アボガドとサーモンのサンドイッチ。
なかなかのボリューム。
一口食べて、美味しい。
でも、ちょっと無理かも。
お、お手洗い…
ふらつきながら、お手洗いに行き、
少し戻してしまった。
えー、また???どうして、なんでー?もうやだよー。
病院から渡されていた吐き気どめを飲み、
しばらくソファでぼーっとしていたが、
これはもう絶対食べられないな。と諦めて
テイクアウトをお願いした。
そしてふらふらと外に出て、
ホテルまでの道、歩いて3分くらいだと思うけれど
もう体がだんだん動かなくなってきて
血の気が引き、目の前が見えなくなってきた。
だめ、もう動けない。
やばい、立ってられない。
そう思った時、道の向こう側から
5人くらいのバリ人男性たちがわーっと話しかけてきた。
何言ってるのかわからないけど、こっちこっちと手招きは見える。
あっという間に私は彼らに両脇を抱えられて移動、
ベンチに座らせてもらっていた。
「ホテルはどこ?」「パリガタです」
「おう、すぐそこ。送っていってやるよ!」
そんな感じだったと思うけれど、あっという間に今度は
車に乗せられ、ホテルのフロント前へ。
車代を、と言ったけれど「いらないよ」と言われ
ろくにお礼も言えぬまま、今度は
ホテルの人たちに両脇を抱えられ、部屋に戻ることになった。
そして、思い出した。
私のお部屋はエレベーターのない3階。
両脇抱えられても足元がふらつく状態で
どうやって3階までいけるだろう、と思っていたら、
階段前でいきなりのお姫様抱っこ。うそー。
重いよ?脱力してるから相当重いよ?
でも脱力したまま、力が入らない・・・
頭がぼーっとしていて、
恥ずかしいも何もなく
全力で脱力状態。
そしてお部屋のベッドまでお姫様抱っこのまま
無事お運びいただいて、ろくにお礼も言えず、
とりあえず休もう。と思った時にまた強烈な吐き気。
お手洗いに走り、ほぼ完食してたスムージーと
飲んでいた吐き気どめまでも。
あぁ。。。
私バリに来て何やってるんだ。。。
傷心のまま、深い眠りに落ちていった。
すぴー。
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