インナーチャイルドってもう古いの？

そんなふうに聞くことがあります。
あなたはどう思いますか？

愛のセラピスト養成講座3回目、
インナーチャイルドセラピーを2人の生徒にしてもらい、
私含め他の生徒は見守り役をしました。

チャイルドの部屋に入り、
あっさり小さな女の子、チャイルドに会えました。
探すどころか、机の下から飛び出してきたくらいだったんですね。
「うまくいった！」
これって何の問題もなさそうですよね。

でも、ここからセラピスト役が苦戦します。
何を聞いても「わかんない」「知らない」としか答えてくれず、
「あれ？」と戸惑いながらも誘導を進めるセラピスト役。

何より、ずっと見守っていた私としてもどうもピンときません。
クライアント役の◯◯◯ちゃんも淡々と答えるだけです。
胸に響くものがないというか、何かの劇を見ているような感じです。

ああ、ダミーのチャイルドだなと思いました。

セラピスト役を私に交代して、
本当のチャイルドをもう一度探し直すことにしました。

勘違いしないでくださいね。
ダミーチャイルドが「悪い」わけではなく
ある意味その人を守ってきた愛すべき存在です。


きっといる。かならずいる。
どこにいるのかな？会いにきたよ。
心の中で語りかけながら、部屋の中を一緒に探しました。

やっと見つけたのは床の下。
こんなに暗く狭いところに、小さな人形として
ずっとひとりで隠れていたんだね。

そう。人形ともいえないような小さくて
赤い模様の入った白いモノでした。
ああこの子だ、と癒しの始まりです。

焦らず進めていきます。
まずは人形を人間の子に戻さなきゃね。

人間の子に戻ったら、
大人びた発言をするこの子を、
本来の弱くて小さな子に戻していく。

守ってあげたいね。
だって小さな子どもなんだもん。

ゆっくりあたためながら
進んでいく癒しの時間。
プレイセラピーは積み木をしました。

高く積み上げた積み木の一番上に
赤い三角の積み木を屋根に見立てて置く。
チャイルドと一緒にせーので思い切り崩して笑い合う。


着地成功！

セラピーが終わってからも続く
癒しの時間。

怒られるのが怖かった子ども時代、
大きな音を立てるなんて怖かった。

いろんなエピソードを
思い出して話してくれました。

え、でもそれって
周りの大人が考えろって話だよね！
それ◯◯◯ちゃん悪くないよね？
むしろめちゃめちゃ頑張ってたやん！

みんなで話し合う時間も貴重です。

インナーチャイルド？
はいはい、昔流行ったよね、
もう古いんだよね

そんなふうに聞くこともありますが、
非常にもったいない話です。

でもね、
ダミーチャイルドに騙されて終わったのなら
そう思うのも無理はありません。

さらにセラピー後の解説も無しなら
イマイチで終わるのは当たり前です。

私が思うインナーチャイルドセラピーは

今を癒せば過去も癒せるコスパ最高のセラピー！

です。


あなたはどう思いますか？

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